ココフル・プロジェクト
アイタイカラ。

ー 大槌・釜石 ヨーガ&タッチケアボランティア活動記録 ー
次回のツアーは5/20~22です!
5/15 UP
DIARY~活動記録

2014/7/6(sun)
7:30
3日目の朝ごはんは「ウニ丼!」
実は昨晩、旬の三陸のウニを食べたくて「よさく」で女将に注文したら、「ダメ!」と。えー?!
「店で食べるもんじゃないわよ。もったいない!」
・・断られちゃいました。^-^;
で、女将のアドバイス通り、魚屋さんで生ウニ買って、ローソンで白ご飯買って、刻み海苔とわさびも買って、大盛りの贅沢なウニ丼、@1600円!
朝からごめんなさい!(^人^)


10:00
今回、釜石のNPO法人「かだっぺし」さんのプロデュースで、初めてのクラスを2つ、させていただきました。
「かだっぺし」は釜石の言葉で「話そうよ」という意味。生きづらさを抱えて引きこもりがちになっている人たちに寄り添い、様々な形で社会とつながる場を提供しているNPOです。
ユキコが震災後釜石で医療活動をしていたときにお世話になっていた方の紹介で、代表の鈴木さんとご縁ができ、釜石市内でのクラス実施のプロデュース(会場提供や、サポートセンターとの橋渡し、告知活動など)をしていただきました。
その第1弾が、「かだっぺし」さんの事務局内サロンでのクラス。
事務所はアットホーム…というか、ご覧の通り、まんま、「家」でしたわ^o^
集まっていただいたのはご近所のみなさん。初めてのヨーガやマッサージも好奇心いっぱいに取り組んでくださり、明るく和やかな場に。
セッションは毎回参加されるみなさんによって大きく変わります。温かい気持ちの交流する、良いクラスになりました。
終了後、こちらの活動の一環で試作された「からむしパン」(地元の植物「からむし」を練り込んだパン)を食べさせていただいたり、お茶っこも楽しかったです!

14:00
第2弾は、釜石市鵜住居(うのすまい)仮設団地サポートセンターでのクラス。
これが今回のツアー最大の山場になりました。会場も、参加される方々も、スタッフのみなさんも初めて。いきなりの本番です。
しかも、道に迷って到着がギリギリ、集まってくださった人数が想定を大幅に上回る(20人超?)、床がカーペットではない(下に座って行うことができない)、など、「ど、どーする?!」な事態が次々と。
・・しかし、そこは実戦に強いユキコ、その場で「椅子ヨーガ」に切り替えて対応。高齢者施設や障がい者対象のヨーガ指導経験がばっちり活かせました。
また、「マッサージを習う」のではなく「マッサージを受ける」目的でいらした方が予想以上に多く、マリコもかなり焦りましたが、かだっぺしのみなさんが、午前中に習ったばかりのリンパマッサージをちゃんと覚えててくださってお手伝いいただけたのでなんとか対応できました。ありがとうございます!大感謝
(>人<)
鵜住居は甚大な被害を受けたところで、仮設住宅も多く、サポートセンターの建物も大きなものでした。
センター長はじめスタッフのみなさんがてきぱきと気持ちよく動いてらっしゃいました。
今回も前もって告知をしっかりやってくださり、当日は近隣の仮設に参加者希望の方を迎えに行ってくださって、予想以上の数の方に参加していただけました。
若い男性こそいらっしゃらなかったですが、比較的幅広い年齢で、赤ちゃんを連れて来てくださった方も。
年配の方も「新しいことをやってみたい」という旺盛な好奇心でチャレンジしてくださいました。たくさん質問してくださった方、丁寧にお礼を言ってくださった方、明るくおしゃべりしてくださった方、ありがとうございました。一つ一つが貴重な経験です。
そして、この会場で今後も継続させていただけるとのこと。
次回はマットの準備、客層に合わせたプログラムなど、しっかり考えて来ます。
みなさんお一人お一人のことも少しずつ知り、他の会場のように、私たち自身の「アイタイ」場にしていきたいです。

17:30
レンタカーを返却。(釜石駅前のトヨタレンタリース、スタッフさんとももうすっかりおなじみになりました。いつも親切なご対応ありがとうございます^-^o)
その後、イオンタウンへ。支援してくださる方々や、休みの間仕事をカバーしてくれる職場の仲間にお土産購入。「かもめの玉子」や「釜石ラスク」、魚介のせんべいetc。地元のお店で地元の商品を「買って応援」します。帰るのが明日夜なので生鮮が買えない。残念・・!
ウニ・・・-o-
19:00
「かだっぺし」鈴木さんと、食事をしながら振り返りと意見交換。
我々の活動の意義と効果を評価してくださり、釜石での新クラスを今後も続けてほしいと言っていただきました。
我々の活動も3年めを迎え、今後のクラスのあり方を考える時期に来ていました。月日とともに人は移動し、ニーズも変化していきます。以前と同じことを続けていればいいというものでもない。そんなタイミングで、このように新しい方向性を提示していただけるのは、本当にありがたいことです。
「かだっぺし」さんは、その活動の基本において、一過性のものではなく「持続可能な」もの、援助ではなく「共に成長する」ことを目指しておられます。(そのことに我々はとても共感します。)
その観点から、我々の課題として、次に行くまでの間どうやって参加者のみなさんをフォローするかが挙げられました。
ヨーガもセルフケアも、継続~日々の実践が何より大事なのですが、どうがんばっても我々が行けるのは3か月に1度。その間も続けていただくための工夫が必要です。
ビデオやガイドブック?イラスト入りニュースレター?
次回までの宿題です。
とにかく、地元の方との連携、ニーズと実態に即したものの提供を目標とする我々にとって、強力なパートナーが見つかりました。
手探りしながら積み上げていきましょう。今後ともよろしくお願いします!