Sさんのお話
看護師さん。震災後に釜石に戻り、仮設住宅入居者のサポートに 震災の時は千葉にいました。大きな揺れを感じた時、「三陸沖だ」と直感しました。そして、釜石にいる親族たちのことを、「ああ、あの人たち、死んでしまう!」と思いました。なぜそう思ったかというと、その数日前にも三陸沖で地震...
Iさんのお話
釜石で仮設入居者のサポートスタッフとして勤務 津波でご主人とお母様をなくされる 震災のときは、避難した高台から、黒い水が街を押し流していくのを見ていました。 ふしぎなもので、そんな光景をこの目で見ていながら、自分の家も流されているとは思わないんです。それは少しも頭に浮かばな...
宮古薬剤師会 吉田先生のお話
宮古薬剤師会会長 宮古市健康堂薬局にて あの時、揺れが収まって、近くの栄町の店舗に駆けつけると、そこでは防災無線の音は聞こえておらず、従業員たちは津波が来ることも知らずに、停電し余震が続く店内でお客さまに対応していました。大変なことが起きているということはその時にはわからな...
宮古薬剤師会 内田先生のお話
宮古薬剤師会災害対策委員長 山田町のクローバー薬局にて 震災の日、私はちょうど休暇中で、仙台で買い物中に地震に遭遇しました。大渋滞のなか、なんとか車で西へ逃げ、無事であったものの、それからの身動きが取れない。ガソリン供給が途絶えて給油ができないため車は使えず、鉄道は不通。3...